和モダン・和雑貨の魅力とは?

和モダンと和雑貨で暮らしを彩りたい

伝統工芸を取り入れた和雑貨は、格調高いイメージが先行しがちですが、実際は日常生活で使用するためにつくられた、非常に身近な存在といえます。そんな日頃の生活から触れあうことで生まれる安心感が、人々の心を癒やすのかもしれません。

こうした和雑貨のもつ“伝統工芸”の粋に、モダンデザインのテイストを加えたのが「YOnoBI」ブランドの和雑貨です。日本のみならず世界で活躍するデザイナーたちによって現代の生活に合った“旬の”デザインが吹き込まれることで、和モダンの要素を併せもちます。

伝統工芸品から伝わる和雑貨の魅力

伝統工芸品から伝わる和雑貨の魅力

伝統工芸品と聞くと旅先でのお土産品など、何か特別なものだとお考えになる方も多くいらっしゃるようです。しかし、工芸品は高い戸棚にしまって大切に愛でて楽しむだけのものではありません。日常的な暮らしの中で使い親しまれるものであり、私たちのライフスタイルに取り入れてこそ、その良さを感じられるものなのです。

実際に現在では、洋風が主流となっている生活の中にも、和の要素を取り入れる方が増えてきています。長年にわたり使用され、質の向上のために改良され、多くの人々に愛用されてきた伝統工芸品は、モダンな和雑貨に姿を変えて、今もなお愛されているのです。

様式の美に実用性が加わる
様式の美に実用性が加わる

和雑貨は単に見た目が優れている“様式の美”だけが特徴なわけではありません。四季の明瞭な日本の風土にフィットし、強さと実用性を兼ね備えています。例えば蒸し暑い夏。自然の素材でつくられた和のインテリアは、涼しさを生み出します。あるいは、厳しく寒い冬。鋳物ティーポットで淹れるお茶の温かさは、すべての人の心を和ませます。

現代では、都会において和テイストの家に住むことは、ちょっとした贅沢ともいえるでしょう。しかしながら、コンクリートやガラスで囲まれた無機質な建物の中にも、和雑貨のもつテイストを取り入れることによって、全体の雰囲気を柔らかく醸し出すことができます。住まいの中に和雑貨を積極的に取り入れることで、和のもつ温かみを感じられる小宇宙をつくりだしてみませんか。

和雑貨を和モダンとして取り入れる

もちろん、和雑貨を取り入れる場合、和の要素を無秩序に並べればよいというわけではありません。和モダンとして取り入れるには、その空間に合う洗練されたデザインが求められます。伝統工芸として、長年にわたり支持されてきたという確固たる技術があるからこそ、モダンなデザインにも負けない強さをもつことができるのです。伝統工芸とモダンデザインの融合こそ、「YOnoBI」ブランドの和雑貨が目指すところでもあります。

全国各地の伝統工芸品×モダンデザイン

全国各地の伝統工芸品×モダンデザイン

伝統工芸品は、日本列島の北は北海道から南は沖縄まで各地に広がっています。もともと江戸や京都を中心に発展した伝統工芸が各地の城下町に伝播し、それぞれの土地の風土とともに成長を遂げました。

各地に根付く伝統工芸は、「YOnoBI」デザイナーとのコラボレーションによって、モダンデザインがミックスされ、現代のライフスタイルにも溶け込みやすい和モダン雑貨となっています。下記の「YOnoBI」と伝統工芸品のコラボレーション和雑貨は、東京・目黒にある店舗「YOnoBI love it.」でお買い求めいただけます。

都道府県 伝統工芸品 特徴 YOnoBIとのコラボレーション
秋田県 秋田杉桶樽 桶とは「短冊状の小幅の板を輪状に並べ立て、たがで締め、木底をはめた器」です。寿司などをのせるおひつや飯切りなどが桶に該当します。さらにこの桶に固定した蓋を付けたものが樽で、酒樽や醤油樽が有名です。寒冷地・秋田で育つ天然秋田杉は短期間に木が成長せず、年輪の間隔が短くきれいにそろっているため、美しい見た目が特徴。また香りも良く、伸び縮みが少なく狂いが生じにくいなど、優れた特性をもっています。
秋田県 樺細工 樺とは野生のヤマザクラの樹皮のこと。樹皮を薄く削りコテで木地に張りつけてつくられる樺細工は、世界でも類を見ない樹皮工芸といわれ、全国でも秋田県仙北市の角館だけにその技術が引き継がれています。樹皮にはあめ皮、ちらし皮、ひび皮など12種類ほどあり、天然素材のため、仕上げられた作品に同一のものはありません。滑らかで強靱、しかも湿気を避け乾燥を防ぐという特質から、古くは薬籠や煙草入れ、現在では茶筒やなつめに多く使われています。
秋田県 川連漆器 下地に重点を置き、堅地仕上げをしているため非常に丈夫です。花塗り(はなぬり)と呼ばれる高度な技術で仕上げることによって、漆本来の美しい光沢が生まれ、使い込むほどに色が冴え、風合いが出てきます。
秋田県 大館曲げ
わっぱ
天然秋田杉を薄くしたものを熱湯につけて柔らかくし、コロという道具で曲げ、重なる部分を仮止めして自然乾燥させます。乾燥後、接ぎ手部を接着し、綴じ穴を開けて桜皮で縫いとめます。蓋板または底板を入れ、接着したら完成です。天然秋田杉は軽く、年輪の間隔が細かくきれいにそろった柾目(まさめ)は、シンプルでありながら上品な美しさがあります。
山形県 山形鋳物 茶道に不可欠な茶の湯釡の多くが山形鋳物で、ほかに鉄瓶、青銅花瓶、鉄鍋、置物などの製品がつくられています。薄手で繊細な鋳肌は、南部鉄器とはひと味違う趣を表現。鉄瓶やティーポットは不足しがちな鉄分を摂取するのに役立ち、健康維持や貧血防止に効果があるといわれています。
新潟県 小千谷麻 新潟県小千谷市を中心に製造されている麻織物です。小千谷縮は苧麻(ちょま)という麻の繊維からつくられており、水分を吸いやすく発散しやすいため乾きが早く、また独特のシボと呼ばれるしわがあるため肌にベタつきません。夏の着物の代名詞となっています。
石川県 金沢箔 箔づくりに適した気候と良い水質によって高品質の箔を生産することで、現在、金沢は金箔の全国生産量の99%、銀箔等では100%のシェアを誇る産地です。金箔の製造は、金を原料に製箔しやすくするために少量の銀を混ぜ、極めて薄く延ばします。その厚さ1万分の1~2mm。しなやかで美しい光を放つ金・銀箔は、全国の神社仏閣や仏壇仏具、また美術工芸品等に生かされています。
富山県 高岡鋳物
(高岡銅器)
高岡鋳物発祥の地である金屋町には、400年にわたる鋳物産業の歴史があります。高岡鋳物では、近世初頭の高岡開町にはじまり、元々は鉄鋳物を生産していました。江戸時代中期に釣鐘や灯籠などの銅鋳物がつくられるようになり、江戸末期には仏具や花びんなど日用品でありながら、装飾・鑑賞性の高い製品が産出されました。
福井県 越前漆器 越前地方には古くから、漆の木にかき傷をつけながら漆液を採集する職人「漆かき」が多くいました。日光東照宮建立の際の漆液の採集を徳川幕府に命じられるなど、越前の漆が高く評価されていたエピソードのひとつです。花塗り(はなぬり)という刷毛の跡やほこりがつかない仕上げが特徴で、堅牢かつ艶やかなつくりには定評があります。
東京都 江戸小紋 小紋とは型染の文様の種類で、細かい模様染めのことです。小紋染に用いる型紙は、伊勢型紙が用いられ、熟練した技術者によって手彫りされています。
東京都 江戸更紗 更紗は、通常で30枚、精密なものでは300枚もの型紙を使用して染め上げます。神田川をはじめとする東京の水は硬水のため、水に含まれている鉄分が染め上げるまでに化学反応を起こして渋い色味になります。この「侘」を感じさせる味わい、「寂」を感じさせる枯れた色合いが江戸更紗の特徴です。
長野県 木曽漆器 夏は涼しく、冬は厳しく寒いという独特な気候は漆を塗るには好環境で、木曽漆器は中山道を通る旅人の土産物として人気がありました。明治時代初期に下地づくりに使われる「錆土(さびつち)」が発見されたことから、他の産地より堅牢な漆器がつくられるようになりました。
岐阜県 美濃焼 岐阜県美濃地方の東部、東濃地方といわれる地域の西端の多治見市・土岐市・瑞浪市・笠原町で生産される焼き物の総称をさします。東濃地方は、日本最大の焼き物の産地であり、長きにわたり、歴史と伝統に支えられた生産スタイルを維持しています。 とくに食器類の生産は全国シェアの50%以上であり、焼き物の代表といえるでしょう。
長崎県 波佐見焼 波佐見焼はその透けるような白磁の美しさと染付の繊細で深い味わいが特徴で、伝統的なものからモダンなものまで幅広い製品があります。